玄米大好き、マクロビオティック大好きなカリフォルニアに住む倭人です。あっ、日本酒も好き☆


by thetamia
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思い出 - クビ

何故か急に夕べ思い出したことがあります。
アメリカで初めて仕事を始めたこと、そして初めてクビになったこと。

私がアメリカに来たのは1987年。
語学学校に通ってから専門学校に行って それから学校が紹介してくれたCPAオフィスに仕事が決まった。 1988年のことでした。 いま思えばあのころもものすごい円高だったとおもう。 まあそれはこの話には関係ないけど。
そのCPAオフィスは アルメニア人と日系人のパートーナーのオフィスでした。
アルメニア人のオーナーはなかなか渋いなまりのある英語で映画でいうとマフィア系タイプ。
日系人のオーナーは若くて やさしいお兄さん系。
なぜこの2人がパートナーだったのかは今でも謎。

アメリカのオフィスで働くのなんて本当に初めて。 もちろん全部英語。 考えてみたら日本語でも敬語が完璧ではない私が 英語で丁寧な言葉なんて話せるはずがない。 いま思い出してみれば赤面するようなことを言っていたと思う。(まあ いまでも 英語には苦労してますが)
例えば お客さんに「どうぞお掛けになってお待ちください」を Sit Down,Please!みたいな。。。汗  犬じゃないんだからっ!

それでも 自分では何とかやってたつもりだった。 仲間ともうまくやってたし。

でも ある日の金曜日、 オーナーのマフィアおじさんに呼ばれた。

マ「Mia、You do not have to come here on Monday, anymore」

私 「?????」

マ 「This is the last day for you」 最後まで「Fired(くび)」って言葉を使わなかったのはおじさんのやさしさだったのかと思う。

私はなんだかわけがわからなくて 理由を聞いたら 「英語が不十分だから」だそうだ。
まあ 納得。 
でも悲しかったなあ。 オジサン とっても私をかわいがってくれたのに。。。 やっぱり仕事は別なのね。 お給料払ってるんだもんね。 ちゃんとその分の働きをしない人間はいらないよね。

その日の5時になったら自分の荷物をまとめて 最後のチェック(小切手のお給料)をもらって
みんなにバイバイしてハグハグして帰りました。 
さすがに帰りの車のなかでは 一人泣いた。。。

荷物を抱えてアパートにもどって クビになったことを言うと ルームメート達は
「おおっ!! 映画みたいだっ!! 本当に荷物を抱えて帰ってくるんだなあ!」
変な感動していた。

それからしばらくの間は ルームメート達の間では 「クビ、レイオフ、仕事、暇、やることない」などの言葉を使うことが禁止され、 一応気遣ってくれていたが、
私が遅くおきて来ると

友「おっ! みやこ いたのか? 今日は出掛けないの?」(やばいっ!言っちゃった!みたいな顔をする)

み「だって、いくところないもん。。。 ハハハ」

こんな会話があったけど すぐにそれを楽しみ出しちゃって ファイア~~~♪♪♪の歌なんて作って遊んでいたっけ。

なあんにも心配してなかったなあ あの頃。 クビになっても、じゃあこれから何しようかなあみたいな、、、ぜんぜん不安はなかった。 若かったのかなにも考えてなかったのかな。

いま思い出せばいい思い出。 あのA&SというCPAオフィスは同じ場所にはないけど たぶんどこかで別のパートナーを見つけてやってるんだろうと思います。
マフィアのオジサン、 私もちょっとは英語、上達しましたよ。 またどこかで会いたいです。
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by thetamia | 2008-12-24 04:08 | 日記